WaSP の記事によると、Opera 9 Preview 1 は Acid2 テスト通過近しとのこと。
同バージョンでは Web Forms 2.0 の拡張の幾つかがサポートされてはいるものの、実装の品質はよろしくないとのことです。
shouldn't be so complicated.
WaSP の記事によると、Opera 9 Preview 1 は Acid2 テスト通過近しとのこと。
同バージョンでは Web Forms 2.0 の拡張の幾つかがサポートされてはいるものの、実装の品質はよろしくないとのことです。
6 comments:
Mac 版を試してみました。Acid2 test は 1 ブロック残して期待通り表示されます。でも当サイトを表示すると日本語の句読点が上付きになります。Why?
中野さんのエントリ: "Acid2テストに合格することに意味はあるのか"。
自分の Acid2 テストの最初の印象は「ずいぶん馬鹿げたテスト作ったなあ!」(CSS デコレーションで Hello World! なんて!)だったのですが、Safari が最初にコミットしてからラットレース化しているというか、「?」感はあります。
そもそもの意味として、W3C からそこまで実装寄りのテストケースが提供されない、それによって UA ごとの挙動が異なる、という状況への差し水にはなったのでしょうかね。いずれにせよ、テストとしては検証目的ごと・レベルごとに用意されるべきだと思います。
WaSPの木達です。中野さんのご意見は一理あると思いますので、内部で論ずるようこれから伝えます。
Mozilla Japanの中野です。おそらくWaSPとしても、ここまでニュースサイトがこぞって、注目し、ブラウザベンダが性能のマーケティングにこのテストを利用するとは考えていなかったと思います。(たぶん、私が遊びで作っても100%、そんな事態は想定していなかったと思います。)
一ブラウザの開発者としてはより良い、実戦向きのテストケースが用意され、これに対して各社が実装競争を行えば、誰にとっても幸福なことだと思います。
しかし、CSS2.1の仕様が現在最終段階の詰め作業に入っていると思われるので、中々、どういったものが適切なテストケースとなりうるかは難しい情勢だと思います。CSS3のテキストモジュールに該当する部分のバグ修正を実際に一部担当していますが、未だにWGとの間で仕様案を出し合っているというのが現状だったりします。
Acid2テストのせいで、WaSPの存在意義は本来の形とは若干違った形で重要度が異常に上がったと思います。今後の行動には十分に気を遣っていただきたい、というのが私の率直な意見です。
kazu さん、中野さん、コメントありがとうございます。
Acid2 テスト自体の意味付けが、結果的に本来の目的と多少乖離してしまった部分もあるかも知れませんね。テストケースとしてひとつ各々のブラウザベンダがひとつの目標に出来た、そういう位置づけのものが WaSP という独立系のギルド的なところから出てきた、という成果は大きいと思います。
ただ、影響度が高まることによって、非常に下世話な表現をすると、マーケティング上の食い物にされ得る、という可能性もあると思います。スパイダーマンではないですが、責任も伴うというか。
今の状況を顧みるに、Microsoft にしても IEBlog のような形である種バザール的な手法を取っていたり、相互の意思疎通がし易くなってきたところもあると思うのですよ。結構各所に抱えている問題意識が似ているのではないかと推測しています。
はじめまして。
Acid2テストなるものがある事を最近知ったのですが、私の感想としては、Acid2テストには好意的です。
と言うのも、これでやっと標準への準拠度合いを一般の利用者が気軽に確認できるからです。
今までだと、大手ブラウザメーカの主張と、例えばこのブログ等の主張とが違っていても、どちらが有用そうなのかを確認する術を知らなかったのです。
ついでに、他ブログ等でも見かけた意見について。
・テスト内容がマニアック
→WebStandardProjectはブラウザ標準策定やメーカに遵守させる責任を持つ団体なのでしょうか? W3Cまたはブラウザメーカが自主的に標準準拠の責任を持つべきでは?
・テストケース以外のよく使う機能がバグありのままはおかしい
→そのとおりですが、今まではその議論以前のレベルだったのではないでしょうか?
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